ナコンサワン(นครสวรรค์)旅行 ・ タイ最大の湖 ブンボラペット(บึงบอระเพ็ด)編
先週末、ナコンサワン(นครสวรรค์)に旅行へ行ってきましたが、初日にタイ最大の湖であり、咲き乱れる蓮の花やバードウォッチングで有名なブンボラペット(บึงบอระเพ็ด)に行きましたので、お伝えしたいと思います。
- ブンボラペット(บึงบอระเพ็ด)について
- ブンボラペット(บึงบอระเพ็ด) に行った方法
- ブンボラペット(บึงบอระเพ็ด)の宿泊施設
- 水族館
- 食事処
- ボートトリップ
- 敷地内のその他の場所の雰囲気
- ブンボラペット(บึงบอระเพ็ด)から、ナコンサワン市街地に行った方法
- ブンボラペット(บึงบอระเพ็ด)観光のまとめ
ブンボラペット(บึงบอระเพ็ด)について
タイ最大の湖である、ブンボラペットですが、以前は、現在の様な形態ではなく、森に囲まれた資源豊かな湿地帯であり、雨期になると流れ込む複数の川により、大きな湖が発生するという状態でした。
1923年にアメリカ人の農業省の漁業コンサルタントである博士が、ブンボラペットを調査しました。その報告によると、ブンボラペットは大きな水源であり、漁業にとって非常に重要であるが、魚が住み、卵を産み、繁殖する場所にするためには、治水・調整が必要とのことで、1927年に堤防・水門を作る工事が始まり、1928年に工事は終了し、現在の様に年間を通じて水を貯める事が出来るようになりました。
参照:https://www.m-culture.go.th/young/ewt_news.php?nid=532&filename=index
ブンボラペット(บึงบอระเพ็ด) に行った方法
まず、列車でバンコク・フアランポーン駅からナコンサワン駅に行きました。チェンマイ駅行の特急で、途中のナコンサワン駅で降ります。
軽食と昼食が出ました。昼食は、有名なトランの缶詰メーカ、Pumpui(ปุ้มปุ้ย)のレトルト食品でした。味はまあ、いけました~ 食事を運んできたワゴンにPumpui(ปุ้มปุ้ย)のロゴが貼ってありましたが、タイ国鉄とPumpui(ปุ้มปุ้ย)はタイアップしてるのかな?
定刻から10分程遅れて、ナコンサワン駅に着きました。
ナコンサワン駅前から、市内中心部まで行く緑色のソンテウに乗ります。10バーツ。
緑色のソンテウは、ナコンサワン駅前から国道3004号を通って、国道1号に入り、ナコンサワン市街地に行きますが、国道1号とブンボラペットに通ずる国道225号の三差路の青丸の場所で降ります。
三差路辺りに到着したので、ソンテウを降ります。因みに三差路から、国道225号に入って少し行くと、Makroナコンサワン店があります。
国道225号を通って、ブンボラペットを通過するバスに乗る為に陸橋で向かい側に渡って、屋根のある待合ポイントでバスを待ちます。
因みに駅前からソンテウに乗って、バスに乗り換えて行く方法は、公共の交通機関を利用して行く方法として、泊まる予定のブンボラペットの宿に事前に確認して教えてもらった方法です。
バスは黄色の車体で、ナコンサワンからタパーンヒン(ตะพานหิน)という所に行くバスとのことで、しばらく待ってたのですが、バスが中々来ません。周辺の人に、バスの本数について聞いたところ、1時間に1本程度とのこと。で、しばらくしたら、それらしきバスが来たのですが、車体に書いてある文字を読もうと確認に手間取り、呼び止めるのが遅れて通過していました!!すると付近で待機していた、モータサイのおじいちゃんが、どこまで行くんだと聞いてきたので、ブンボラペットと伝えると、貼ってあった値段通りに80バーツで行くとのことで、後1時間も待ちたくないので、モータサイを利用することにしました。
ブンボラペットの入り口に着き、敷地内は広いので、宿泊施設まで送ってもらいました。到着後にモータサイのおじいちゃんが、帰る際も呼んでくれたら、迎えに来ると言って電話番号を教えてくれました。
ブンボラペット(บึงบอระเพ็ด)の宿泊施設
宿泊価格
敷地内に宿泊施設があり、1泊600バーツからの価格帯です。(2019年12月時点)
ロビー・館内の雰囲気
なお、館内にレストラン・食堂は無く、食品なども、レセプションの脇にスナック、カップラーメンや飲料が少し売っているだけです。
ブンボラペットの見どころである、蓮の花群や野鳥の写真が複数飾られてます。
宿泊部屋の雰囲気
泊まった600バーツの部屋です
アメニティは、シャンプー・バスフォームが1個づつしか置いておらず、足りないので追加してもらいました。
冷蔵庫内は、無料の600㎖のミネラルウォーターが2本入ってるだけでした。
写真で見ると感じないかと思いますが、建付けやメンテナンスが悪い部分が気になったりする点がありました。まあ、600Bですし、泊まるだけなら、問題はありませんが!!
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水族館
宿にチェックイン後、レセプションに水族館に行くと伝えたら、無料で乗降できる、施設内を回るシャトルカーを呼んでくれました。宿から歩いて行けないことはないですが、やはり乗って行くと楽です~
敷地内の案内図。結構広いです。
水族館の建物の外観。昔の運搬船をモチーフとしており、大きくてインパクトあります!
水族館の入り口
入り口脇に、営業時間と入場料が記載されています。
館内の雰囲気
ほぼ淡水魚で、色々な種類の魚が展示されています。
色々な水族館で設置されてるトンネル水槽があります。
15:00から1日1回だけ水中餌付けショーが行われますが、タイミングよく見れました。
見学している子供達は大変興奮し、特に淡水エイが目の前に来ると大はしゃぎしてました。
館内に掲示されている、淡水エイの説明。
スッポンの仲間も展示されていました。
食事処
夕方になったので、宿の近くにあるレストランに行ってみると、当日は貸し切りの為、食事を提供出来ないと言われました。後から分かったのですが、ナコンサワンのゴーイー(โกยี)という老舗レストランの支店でした。
水族館の向かい側の湖沿いに、複数の食堂があると聞いたので行ってみました。店前で魚を焼いていて、どの店も同じ様な内容に思われ、適当に1軒選んで入ってみました。
入った店
入った店のメニュー。外国人観光客は少ないのか、タイ語オンリーのメニューです。
喉乾いてたので、先ずビールを飲みました。日も下がり、涼しくなってきて、イイ感じです。
店の人が勧めたグラーイという魚のさつま揚げ(ทอดมันปลากราย)と蓮の芽のソムタム(ตำไหลบัว )
水族館にあったグラーイという魚(ปลากราย)の説明。この魚のさつま揚げ(ทอดมัน)は、結構メジャーですね。揚げたてで、サイズも大きくて美味しかったです。
目玉焼き入りのサラダ(ยำไข่ดาว)も頼みました。
水族館の向かい側の湖沿いの食堂街のすぐ近くに、フードコートを建設中でした。
水族館の向かい側の湖沿いの食堂街ですが、当日はお客さんもあまりいなかったせいか、多くの店が18:00過ぎには閉店準備し始めてました。また、翌日の朝、散歩で通りかかった際は、8:30頃には店を開けて呼び込みをしており、朝食が食べれるようでした。
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ボートトリップ
11月から2月に咲き乱れるという蓮の花を鑑賞するのが、ブンボラペットに来た主な目的だったのですが、現在はあんまり咲いてないという事と蓮の花を見るなら早朝が良いと宿の人が教えてくれたので、着いた翌朝、ボートトリップをすることにしました。また、前日にボート乗り場で確認したところ、朝7:00から営業してるとのことで、7:00にボート乗り場へ行きました。
無料パンフレットに記載ある、ボートトリップの説明
ボート乗り場付近の看板
ボート乗り場
1隻10~12人乗り、1隻チャーターで1時間600バーツになるので、複数人で乗ると割安になります。
出発です
日の出です
乾季のこの時期にシベリアから渡ってくる、たくさんの渡り鳥が見れる事で、ブンボラペットは有名であり、野鳥の群れが見えます。
船が近づくと、驚いた鳥達が茂みから飛び立ちます。
船頭さんが、夕方の方が鳥の数がもっと多いと教えてくれました。
蓮が群生している場所を通っても、蓮の花は殆ど見れませんでした。船頭さんが、昨年からの水不足の影響で、今年も蓮の花は殆ど咲いてないと説明してくれました。残念ですが、仕方ありません~
たまに蓮の花が咲いているのを見かけました。
タイ最大の湖とあって、確かに広大です
魚の密漁を監視する為の設備とのことでした。
鳥の親子
浚渫用の船(เรือขุดลอก)とのことでした。
ボートから見た宿です。後ろに見える大きい建物はコンベンション&エキシビジョンホール
1時間を少しオーバーして乗り場に戻ってきました。代金を船頭さんに渡して、終了です~
湖岸から見た、他のお客さんのボートトリップ
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敷地内のその他の場所の雰囲気
無料パンフレットに記載ある敷地内の地図 (赤文字の施設名は追記したものです)
水族館前に立っていた他施設への標識
水族館横の広場
水族館近くにある、魚のオブジェ
ボート乗り場近くの池と散策路
ダトニオと呼ばれる、ปลาเสือตอ(Siamese tigerfish)のオブジェや絵がちょこちょこ目に付きます。この魚は絶滅危惧種らしく、タイではブンボラペットが一番生息数が多いとのことで、熱帯魚マニアの間では高値で売買されてるらしいですね。
サッカー場では、子供のサッカーチームの大会が開かれてました。
お猿のショーの館
無料パンフレットに記載あるお猿のショーの説明
写真は撮りませんでしたが、施設内ではワニのショーも見れます。
無料パンフレットに記載あるワニ園の説明
また、その他にエキシビジョンホールもあり、宇宙に関する展示会を開いてました。
ブンボラペット(บึงบอระเพ็ด)から、ナコンサワン市街地に行った方法
ブンボラペットには1泊した後、ナコンサワン市街地に泊まる予定にしていたので、まず、無料シャトルカーで宿から国道225号のブンボラペットの入り口まで送ってもらいました。
国道225号のブンボラペットの入り口
ここで、来る時に乗れなかった、ナコンサワンータパーンヒン(ตะพานหิน)を運行している黄色のバスに乗れば、ナコンサワン市街地まで行けるはずなので、しばらく待ちます。しかし、日差しが強く暑いので反対車線の屋根のある日陰の場所で待ってうかうかしていたら、該当のバスが通り過ぎて、またしても呼び止められず、乗れませんでした!!
次のバスを待ってれないので、来る時に利用したモータサイのおじいちゃんに電話して、迎えに来てもらいました。国道1号の三差路まで送ってもらうのに、送迎になるので、来た時の2倍の160バーツかかりました。仕方がありません。
三差路まで送ってもらって、来た時にも利用した、ナコンサワン駅から来る緑色のソンテウに乗って市街地に行きました。
ブンボラペット(บึงบอระเพ็ด)観光のまとめ
アクセス方法についてですが、公共の交通機関を使って行く場合は不便です。ナコンサワン市街地からであれば、ナコンサワンのバスターミナルから、ナコンサワンータパーンヒン(ตะพานหิน)を運行している黄色のバスに乗れば、確実に行けます。(後日、チュムセーンという場所に行くのに該当の黄色のバスにナコンサワンのバスターミナルから乗ったのですが、ブンボラペットを通りました。)また、ナコンサワン駅から行く場合、自分と同じ様に国道1号とブンボラペットに通ずる国道225号の三差路辺りから、該当のバスに乗る場合、国道225号のMakroナコンサワン店前で待っていた方が確実に呼び止められると思われます。
また、公共の交通機関を利用してブンボラペットに行き、敷地内の宿に泊まる場合、敷地外に食べに行けないので、夕食については、宿近くのレストランが開いてるかや、水族館の向かい側の湖沿いの食堂エリアで早めに夕食を取るなど、気を付けた方が良いかと思います。
なお、ボートトリップをする場合、早朝か夕方にした方が良いので、可能であれば、ブンボラペットに1泊した方が良いかと思います。
今回は蓮の花が殆ど咲いてなくて、残念だったのですが、バードウォッチングについてはそれなりに楽しめました。今後状況が回復して、蓮の花が咲き乱れるようになることがあれば、再訪することを検討したいと思います。
公式サイト : http://www.buengboraphet.com/
Facebook : https://th-th.facebook.com/buengboraphetnakonsawan
宿泊施設情報: http://www.nakhonsawanpao.go.th/buengboraphet/hotel/hotel.html
無料パンフレットに記載ある宿泊施設の説明
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