タイ初のアイスクリーム屋としてスタートした、潮州料理店 Lieo Lieng Seng(เลี่ยวเลี่ยงเซ้ง) 、味はマジで激ウマ!!しかし....
先日、タイのTV番組で潮州料理店 Lieo Lieng Seng(เลี่ยวเลี่ยงเซ้ง) を紹介しており、以前はサムヤーンにあったのですが、現在は移転して、ヤワラートのワット・トライミットの裏辺りに移転して営業してるとのことで、モンティエンホテルの近くのサムヤーンにあった頃、店の前は通った事があるも、入って食べた事はなく、そのTV番組でタイで最初にアイスクリームを売り出したということなどを紹介してて、興味を持ち、行ってきましたので、お伝えしたいと思います。
- Lieo Lieng Seng(เลี่ยวเลี่ยงเซ้ง)について
- Lieo Lieng Seng(เลี่ยวเลี่ยงเซ้ง)の場所
- Lieo Lieng Seng(เลี่ยวเลี่ยงเซ้ง)の雰囲気
- Lieo Lieng Seng(เลี่ยวเลี่ยงเซ้ง)のメニュー
- Lieo Lieng Seng(เลี่ยวเลี่ยงเซ้ง)に行った際の様子・オーダーした料理
- Lieo Lieng Seng(เลี่ยวเลี่ยงเซ้ง)のまとめ
Lieo Lieng Seng(เลี่ยวเลี่ยงเซ้ง)について
1891年、ラーマ5世の時代にラーチャウォン船着き場の辺りで、タイで最初のアイスクリームを売る店としてスタートし、お店に555というブランドのイギリス製のタバコも売っていたことから、アイスクリームラーチャウォン555と呼ばれていました。サムヤーンに移転した後、2代目により、アスクリームは更に改良され、潮州料理も販売するようになりました。2代目が無くなった後、その味は3代目と4代目に引き継がれ、2014年に現在の場所に移転し、今日に至ります。
参照
เลี่ยว เลี่ยง เซ้ง ภัตตาคารแต้จิ๋ว 6 แผ่นดิน, 113 ตรงข้ามศาลเห้งเจีย สามแยก, Bangkok (2020)
รู้ยัง?! “เลี่ยวเลี่ยงเซ้ง” ตำนานอาหารจีน 100 ปี ย้ายที่ตั้งร้านใหม่แล้ว
Lieo Lieng Seng(เลี่ยวเลี่ยงเซ้ง)の場所
ワット・トライミットの裏辺りのラーマ4世通り沿いにあります。フアランポーン駅やMRTワットマンゴーン駅から、歩いて行けます。
Lieo Lieng Seng(เลี่ยวเลี่ยงเซ้ง)の雰囲気
大きなお店ではなく、こじんまりとしてます。
Lieo Lieng Seng(เลี่ยวเลี่ยงเซ้ง)のメニュー
メニュー表は、見たところ3タイプあり、料理の種類はかなりのもので、その一部を載せておきます。なお、値段は更新してないから、確認して下さいとのことでした。
↓は、一番古いメニューとのことでした。
日本語併記のメニュー。おかしな日本語が散見されるのは仕方ない感じですかね⁉
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Lieo Lieng Seng(เลี่ยวเลี่ยงเซ้ง)に行った際の様子・オーダーした料理
実は、お店に2週に渡って、2回行きました。というのは、1回目に行った際、大家族で来ているお客さんなどで、大勢のお客さんがあり、料理が出てくるまで、めちゃくちゃ時間がかかり、しまいにはオーダーしていた料理が、店の手違いで自分達より遅く入店した他お客さんに2回も先に出されてしまい、キレてその料理を待たず出たのですが、サービスに問題はあるも、料理の味だけは本当に美味しかったので、改めて出直そうということになったのです。
1回目来店時の状況・食べた料理
TVでも紹介されていた、クイッティアオムーサップヘン(ก๋วยเตี๋ยวหมูสับแห้ง)
米の麺の太麺(センヤイ・เส้นใหญ่)に、炒めたカレー味の挽肉と生卵が載っており、混ぜて食べます。激ウマです!
パックガートカーウトゥンガンプワイ(ผักกาดขาวตุ๋นกังป๋วย)
貝が入った白菜の煮込みで、これもすごくいい味してました。椎茸が入っており、タイで椎茸を使った料理で、椎茸を食べても美味しく感じることは少ないのですが、ここのは久々に美味しく調理された椎茸を食べた気がしました。
中国の北方では日常食でお馴染みの饅頭。熱々で、シンプルに美味しかったです。
上記の他に人気メニューのイミ―(อี่หมี่)という、固焼き麺の料理をオーダーしてたのですが、なかなか出来上がらないのと、後から入ってきた他のお客さんに間違って先に出されてしまい、殆どのお客さんが食後に、この店の売りでもある、昔ながらの機械を使った完全ホームメイドのアイスクリームをオーダーしており、一番人気のドリアン味とバニラ味が売り切れたので、うかうかしてるとアイスクリームを食べ損ねると思い、先にアイスクリームをオーダーしました。アイスクリームの味は、ドリアン、バニラ、コーヒー、チョコレート、緑茶があり、売り切れてない味の中から、コーヒーと緑茶を選び、オーダーしました。1人前が、90バーツで結構いい値段です。味は市販品と違って、後味スッキリの優しい味で、美味しかったです。妻は料理については大絶賛してましたが、アイスクリームは、普通だねと感想を漏らしておりました。
で、アイスクリームを食べてる時に、再度イミ―(อี่หมี่)が出来上がってきたも、オーダーを取った従業員、配膳をする従業員間で連携が出来ていないというか、管理手法が多分まずいと思うのですが、またまた別の他のお客さんに間違って出されてしまい、この時点で、13:00過ぎの入店から既に2時間経っており、頭にきて、お勘定・退店となりました。勘定時に女将さんに文句を言ったら、申し訳なさそうに100バーツまけてくれました。。当日は店の規模・従業員数に対して、お客さんが多かったのは確かで、すごく忙しそうにして、あたふたしており、他のお客さんのオーダー分も間違って出したりしてて、他のお客さんも、料理が出てくるのが遅いと文句を言っており、中には香港から来たリピーターのお客さんもいて、料理がなかなか出てこない状況にイライラしてて、こっちもイライラしてたので、お互いに顔を見合わせて苦笑いしてました。因みに、その香港のお客さんは、ドリアン味のアイスクリームが売り切れたことにがっかりしてて、一部料理を食べて、待ちきれずに途中で帰りました。また、イミ―(อี่หมี่)を待っている時に、製麺機が壊れたので時間がかかると3代目店主が説明しに出てきたり、料理を手伝っている4代目が外出してたみたいで、途中で帰ってきたりしてて、状況悪化に拍車をかけてました。
2回目来店時の状況・食べた料理
前回の経験から、店には早めに行くことにし、11:00頃に入店しました。まだ、他のお客さんは入っておらず、当日の最初の客となりました。前回食べた、米の麺の太麺(センヤイ・เส้นใหญ่)に、炒めたカレー味の挽肉と生卵が載っている、クイッティアオムーサップヘン(ก๋วยเตี๋ยวหมูสับแห้ง)をオーダーするとともに、以下の料理をオーダーしました。
ノーマイタレ―ジアンカナー(หน่อไม้ทะเลเจี๋ยนคะน้า)
マテ貝とカイラン菜の甘酸っぱ炒めで、マテ貝は定番の美味しさで、この料理にも椎茸が入っており、いい味を出しておりました。
イミ―(อี่หมี่)
自分はイミ―(อี่หมี่)をLHONG 1919のナーイハーン(นายห้าง)という店で食べたことありますが、この料理を出す店はあまりないとのことで、多くのお客さんが’注文してました。自家製の麺を揚げて、スープとともに炒めた後、麺に焼き目を付けてカリっとさせてます。上に載っているのは、輸入品の雲南ハムとのことです。
しょっぱく味付けされた麺が、独自の味を醸し出て、美味しい!
なお、この店の方が出演したTV番組の下記の動画で、イミ―(อี่หมี่)の作り方がよく分かります。
プラ―チックカックタオシー(ปลาฉิกคักอบเต้าซี่)
チックカックという海の魚に豆豉を塗って、蒸し焼きにした料理です。このメニューも初回の訪店時に多くのお客さんがオーダーしてました。注文時に、時間がかかりますよと言われましたが、注文から、1時間程経ってから、この料理が運ばれてきました。
従業員の方が、食べる前に表面の焦げた豆豉を取ってくれるとともに、
鱗も取ってくれます。
鱗をほぼ取り除いた状態になったら、食べる準備完了です!!
真っ黒に表面に盛られた豆豉のインパクトが強すぎて、どんな味かと思ったのですが、豆豉は香り付けの為なのか分かりませんが、魚の身自体には、豆豉の味はせず、淡泊な白身が、適度な状態で加熱されており、ホクホクして美味しかったです。ただこの魚、小骨(硬くなくて柔らかい)が非常に多いのが、少し食べる際の難点でした。また、このメニューは値段が1000Bでして、結構いい値段します~~~。
食後のデザートに前回食べれなかったドリアン味のアイスクリームをオーダーしました。妻は、バニラ味を希望したのですが、バニラ味は品切れとのことで、仕方なくチョコレート味をオーダーしました。また、前回来店時に途中で売り切れになったゼリーも、あわせてオーダーしました。
ドリアン味のアイスクリーム、自分的には、想像以上にめっちゃ美味しかったですが、ドリアン嫌いの妻が味見したところ、マズっと言って食べれませんでしたので、ドリアンがダメな人は、止めといた方がいいかもしれません。また、チョコレート味は、普通にイケてました。ゼリーは一皿20バーツで安いのですが、今迄食べたゼリーで一番硬くて、というか硬すぎで、味も別にって感じでしたー。なお、3代目の息子さんのマネージャーさんに聞いたのですが、アイスクリームは、週に1回だけ作っており、原料仕入れの状況とか、お客さんの数などで、販売状況が変わるとのことでした。なので、来店した際に、好みの味のアイスクリームが食べれるかは運次第といった感じですね。
Lieo Lieng Seng(เลี่ยวเลี่ยงเซ้ง)のまとめ
2週に渡って、2回行った感想としては、先ず料理の味は本当に素晴らしいということです。出演したTV番組で、3代目が本当に料理は真剣に作っていると言ってましたが、料理からそのポリシーが伝わってくる気がしました。
しかし料理に手をかけている反面、家族経営の小さな店で料理をする人の数も少なく、お客さんが多い時間帯だと、注文してから、料理が出てくるまで、かなり待たされてしまいます。
2回目の訪店の際には、自分らは当日の一番最初の入店客で、自分らが入店、注文後にぼちぼち他のお客さんが入ってきたのですが、しばらく時間経ってから一部の後から入ってきたお客さんが、まだ料理が来ないと愚痴っていました。
料理が本当に美味しいので、おそらく自分は、たまにLieo Lieng Seng(เลี่ยวเลี่ยงเซ้ง)に行くと思います。
Lieo Lieng Seng(เลี่ยวเลี่ยงเซ้ง)の料理は、一度は食べる価値があると思いますので、おススメしますが、初めて行かれる方は、状況によっては、かなりの時間待たされる確率が高いということを念頭に置いた上で、行かれるようにです!!!!
【Lieo Lieng Seng(เลี่ยวเลี่ยงเซ้ง)】
営業日 :毎日 10:30 - 23:00
住所 :115 Rama IV Rd, Pom Prap,Pom Prap Sattru Phai, Bangkok 10100
TEL :02 221 6025 ・ 080 555 1454
Facebook :https://th-th.facebook.com/lieoliengseng
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