2019年度ロイヤルバージ(タイ王室御座船パレード)本番を鑑賞してきました!!
2019/12/12に行われた、ラーマ10世(ワチラロンコーン国王陛下)の国王即位を祝うロイヤルバージ(タイ王室御座船パレード)の鑑賞に行ってきましたのでお伝えしたいと思います。
サンティチャイプラカーン公園(สวนสันติชัยปราการ)に用意されたライブ中継用のスクリーンに映された、ワチラロンコーン国王陛下が乗られたスパンナホン(สุพรรณหงส์)号
- ロイヤルバージ(タイ王室御座船パレード)の概要
- ロイヤルバージ(タイ王室御座船パレード)本番を鑑賞した場所
- ロイヤルバージ(タイ王室御座船パレード)本番当日のルート
- ロイヤルバージ(タイ王室御座船パレード)本番当日の様子
- ロイヤルバージ(タイ王室御座船パレード)本番のまとめ
ロイヤルバージ(タイ王室御座船パレード)の概要
" ขบวนพยุหยาตราทางชลมารค " (カブアンパユゥハヤートゥラァターンチョンラマー)と一般的に呼ばれている、ロイヤルバージ(タイ王室御座船パレード)は、タイ国海軍が保存・管理する王室の御座船52艙がチャオプラヤ川を下るパレードで、数年に一度しか開催されない式典であり、お祝い事などの際に催されるパレード・伝統の公式行事ですが、王が即位する際に執り行われる複数の儀式の内、最後の儀式としても行われるとのことです。一旦途絶えてましたが、故ラーマ9世(プミポン国王陛下)が復活させ、前回は2012年11月9日プミポン前国王陛下の85歳の誕生日を祝して行われました。
ロイヤルバージ(タイ王室御座船パレード)本番を鑑賞した場所
10/21・11/26・12/4・12/7に行われたロイヤルバージのリハーサル鑑賞について、以前にブログで上げさせていただきましたが、12/7に実施された本番形式のリハーサル鑑賞した、カオサン通り(ถนนข้าวสาร)の近く、プラスメン要塞(ป้อมพระสุเมรุ)の横にある、サンティチャイプラカーン公園(สวนสันติชัยปราการ)が、行った中で鑑賞場所として一番良いかなと思い、12/12の本番はサンティチャイプラカーン公園(สวนสันติชัยปราการ)で鑑賞することに決めました。
サンティチャイプラカーン公園(สวนสันติชัยปราการ)の場所や、12/7に実施された本番形式のリハーサル鑑賞については、以下を参照して下さい。
ロイヤルバージ(タイ王室御座船パレード)本番当日のルート
12/7のリハーサルを見に行った際に貰ったロイヤルバージ(タイ王室御座船パレード)のパンフレットにも記載されていますが、Wasukri Pier(ท่าวาสุกรี)から、Ratchaworadit Pier(ท่าราชวรดิฐ)までのルートになります。
ロイヤルバージ(タイ王室御座船パレード)本番当日の様子
開始時間は15:30からとの事でしたが、早めに行ってみて、11:30前にサンティチャイプラカーン公園で鑑賞する為のチェックポイント、バーンラムプー博物館に着きました。
パスポートを提示、写真撮影と荷物検査を受けて、中に入ると既に大勢の人がサンティチャイプラカーン公園の入場を待ってる状態でしたが、自分が中に入って少し経つと、係官がサンティチャイプラカーン公園への入場を許可しました。
12/7のリハーサル鑑賞の際に、地べた座りになりますが、日陰のエリアで日差しを気にする事なく鑑賞したので、同じ場所を目指して場所を確保しました。
故ラーマ9世(プミポン国王陛下)と同じく、ワチラロンコーン国王陛下も月曜日生まれ、シンボルカラーが黄色であり、事前にロイヤルバージ(王室御座船パレード)鑑賞の際は、黒色の服は禁止で、黄色の服もしくは薄めの色の服を着用してくるようにとのお達しがあったので、タイ人の方は、ほぼ全員が黄色の服を着てます。因みに、自分も黄色の服を着用して行きました。
段状の座席エリアは、座り心地は地べたより良いですが、日が照るのでパスしました。
日傘用の黄色の傘や手旗が無料で配布されました。
時折、掃除用の船が巡ってきました。
13時前には見物客でびっしりと埋まりました。
シリントーン王女もサンティチャイプラカーン公園に鑑賞に来られるとのことで、シリントーン王女が鑑賞予定の場所には、英国王室スタイルの衛兵が立っていました。
13時過ぎにロイヤルバージ用の船が、川上の出発ポイントを目指して運航してきました。小型の船は手漕ぎで運航しており、
中型の船は2隻同時にタグボートで引かれ、
大型の船は1隻のみで、タグボートに引かれて行きました。
スパンナホン(สุพรรณหงส์)号もタグボートで、引かれて行きました。
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待ち時間が結構あり、日差しも強いので、暑さ軽減目的の水の散布サービスがありました~
15時過ぎにアナウンスがあり、パレードが始まって船が通る際は、傘はたたみ、帽子は脱ぐようにや、前の方に座っている人は、写真を撮る時など、立たないようにとの説明がありました。また、ワチラロンコーン国王陛下が乗られるスパンナホン(สุพรรณหงส์)号とプミポン前国王陛下の王位50周年を記念して作られたナライソンスバン(นารายณ์ทรงสุบรรณ)号が通る際は旗を振って下さいといった説明がありました。
15:30前頃に撮影用のドローンが飛んで来て、皆が手旗を振って応えてました
15:40過ぎにシリントーン王女が、到着されたようです。
16:00頃に開始音が流れ、ラーマ8世橋の方から船が移動し始めてきました。
しばらくは先頭が、サンティチャイプラカーン公園の前辺りで待機状態でしたが、16:20頃に宣誓的な内容と思われるアナウンスがあり、しばらくしたら行進曲の様な音楽が流れ、ワチラロンコーン国王陛下の搭乗が完了したようであり、16:30前に船唄が流れ始めて、船員も漕ぎ始めて先頭が動き始めました。
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船歌の掛け声がリハーサルの時より、気合が入ってるのか、より迫力があるように感じました。夕暮れ時にこの独特の船歌が流れている空間は、荘厳の一言に尽きる感じです!!
横に座っていたオバサンが、「スパンナホン(สุพรรณหงส์)号はまだか?どの船だ?」と声を荒げてました。
スパンナホン(สุพรรณหงส์)号が航行してきました~ 観衆が一斉に旗を振り始めました。
またまた横に座っていたオバサンが、「遠くてよく見えない!」とボヤいてました~ 確かに~
スパンナホン(สุพรรณหงส์)号が正面を通り過ぎていきます。
後列がもうしばらく続きます。
16:45分頃に最後尾が通り過ぎた後、警備艇のみの運航となりパレード鑑賞が終了しました。
シリントーン王女もお帰りになられ、大勢の方が見送ってました。
多くの方が帰り始めました。
公園内には、ライブ配信映像を映す大スクリーンがあり、パレード自体はまだ終了してないので、帰らずに配信映像を見ている人達もいましたが、自分は帰路に着きました。
ロイヤルバージ(タイ王室御座船パレード)本番のまとめ
10/21(本番形式リハーサル)・11/26(小規模リハーサル)・12/4(小規模リハーサル)・12/7(本番形式リハーサル)に行われたリハーサル計4回と12/12の本番を鑑賞したことになりますが、やはり本番は大勢のタイ人の観衆と一緒に鑑賞したこともあり、臨場感がリハーサルと全く異なりました。ただ、インパクトという意味においては、ロイヤルバージ(タイ王室御座船パレード)というものを鑑賞したのが、10/21(本番形式リハーサル)が初めてだったので、該当リハーサルが一番印象的でインパクトがあり、感動しました。特別な王室行事の際にしか実施されない、このロイヤルバージ(タイ王室御座船パレード)が、次回の実施は何時になるのか分かりませんが、また機会があれば是非鑑賞したいと思います。
実際に見に行けなかった方は、LIVE配信映像を是非、ご覧になって下さい!!
【ロイヤルバージ(タイ王室御座船パレード)関連ページ】
ロイヤルバージ(タイ王室御座船パレード)に関する電子書籍のページ
政府広報のロイヤルバージ(タイ王室御座船パレード)に関するページ
その他のロイヤルバージ(タイ王室御座船パレード)関連のFacebookページ
ロイヤルバージ(タイ王室御座船パレード)を含むワチラロンコーン国王陛下の戴冠式に関するページ
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